SNS上における写真投稿について気をつけること

著作権侵害は自分にも及ぶ!?他者による無断使用

投稿した写真がテレビに映ってる!?

自動車事故や火災を写真に収め、SNS上で拡散されたところ、ニュースでその画像を頻繁にみるようになった…
その写真の著作権を報道機関が侵害していると言えないでしょうか。

著作権法との関係においては、「引用」または「報道目的利用」と言える場合にはSNS上写真を使用することができます。

「引用」といえるのは、「公表されている著作物であること」「引用する側の著作物と引用される側の著作物が明瞭に区別できること」「前者が主たる内容になっており、後者が従たる内容になっていること」といったケースです。
「報道目的利用」となるのは、そうした写真を強調したニュースでない限り報道が主となります。
つまり、報道機関がSNS上で拡散された写真をニュースに用いるのは違法でないと言えます。

違法でなくても許可は取るべき

報道機関は営利企業ではありますが、同時に報道によって国民の知る権利に寄与するという側面があるため、公開範囲を狭めているユーザーの写真をセキュリティを突破して使用しない限りにおいてはSNS上の写真を報道目的で利用することは合法です。

しかし、法的にはOKでも、報道機関によるSNS上の写真を撮影者に無許可で報道に用いるのは報道局の利益追求行為であり、常識に反する行為です。
事故・事件等は報道の緊急性を要するものであり、撮影者に許可を貰うまでの時間のロスは命取りとなってしまうケースが多いかと思われます。
やむを得ず許可を得ないまま放送してしまう場合においても、撮影者には報道に必要な行為であったことを十分に説明し、著作権が帰属する撮影者だけでなく、視聴者の理解が得られる良好な対応を報道局は取るべきです。


この記事をシェアする
TOPへ戻る